子どもと大人で楽しむ台南観光-麻豆代天府十八層地獄に堕ちてきました!
8歳児は「地獄って面白い!」の感想!?5歳児は恐怖でギブアップ・・・!
さて台南の珍スポット!?観光名所「麻豆代天府十八層地獄」へ行ってきたのでその時のドキドキの思い出をシェアします!
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【麻豆代天府十八層地獄の情報】
- 住所:台南市麻豆區關帝廟60號
- 麻豆代天府の時間:8:00~21:00/十八層地獄・天国の時間:8:00~17:00
- 料金:地獄と天国はそれぞれ大人40元/子ども20元
※時間はWEB上のとちがう情報もあり連休などにより変動ありそう?です。
子どものいる我が家のお目当ては、インスタ映えでも話題になりそうな地獄と天国ですが、まずは台南旅行中の無事も祈って歴史ある道教の「代天府」への参拝。
手前左には「観音寶殿」、奥が本殿です。
タイミングよく人が写っていませんが、駐車場も満車で参拝者は絶えず訪れていました。ほんと、立派な建物で煌びやかです。
台湾の宗教について詳しくはないですが…どこの寺院・廟に参拝に行ってもその装飾や色にいつも見惚れてしまい、建物をみるだけでも楽しめます。
さて参拝後、早速の地獄行きです。
代天府本殿の後方に行くと地獄への入り口です。
入り口には地獄への入場料としてお金を支払う箱が設置してあります。
わたしたちはちょうど二二八の連休に行ったからか?営業時間は18時までで、これが他の情報とは違いましたね。
地獄への入り口はまだまだ優しいもの、半立体で描かれた地獄の遣いたちが罪を犯した人間たちを連れて行きます…地獄なので、下へ下へ降りていきます。
いよいよ地獄へ。
十八層地獄、というのは生きている間に18の様々な罪を犯すと行くことになる地獄巡りの数。
こんな罪を犯した者は地獄に堕ちてこんな刑に処されるぞ!という・・・地獄絵図を表現したところです(台湾のブログを見ると40年前からある?とか)
詐欺、窃盗、殺人、賭博・・・お前がこんな罪を犯したら、地獄で首ちょんぎっからな!目玉くり抜くぞっ!身体半分にぶった切る!ほんで舌だって引っこ抜くぞ!というような恐怖の処刑の様子が・・・・あまりリアルではない作品が美術班により制作されています。
とはいえ、かなり暗い地獄を歩くのですが、効果的にライトや音が使われていて、恐怖をかき立てられる雰囲気を出しており、愚かな人間の処刑風景が表現されていました。
ということで、5歳の子どもは2つ目の地獄で早くもギブアップ!!
輪廻転生できるかどうか?その最後の地獄を過ぎると出口か天国への道が続きます。
罪を犯したとはいえ、神を信じ心改め、もう一度地上で徳を積んでいった者には天国への道が続きます(ということでしょうか?)。
40元あれば天国へ行けるそうです。わたしは行きたい!
明るい心地よい音楽の流れる、穏やかな天国は、上へ上へと続きます。
さて、わたしたちはどのような徳を積んでいけばよいのでしょうか・
天国の説明は、「生きている時、こんなことをしたらこんないい所で音楽聴いたり、みんなで食事しながらおしゃべりできるよ」のような内容です。
説明は中国語オンリーでした。
実は生きている人間からすると、天国とは少し刺激の足りない世界だなという印象です。
とはいえ、この当たり前の今ある幸せに気づき、今を楽しむ心の余裕があれば、生きているこの世もまた天国なのかもしれません。
人にやさしく、自分にも優しく・・・していると龍神さまの口から幸せなこの世界を俯瞰できそうです。
龍の身体を抜けたことで、なんとなくご利益もありそうな・・・(勝手な感想です)
天国(の出口)からの眺めは絶景です。
結構な高さですよ、龍の口から外に出ると代天府全体を見下ろせます。
また地上(この世)に戻って龍を見上げると、そのスケールの大きさに驚かされます。
さて、地獄と天国を見学した後は、もう一つお目当ての滑り台です。
ローラー滑り台を板に座って往復できます(二本、向きのちがう滑り台)。
その隣には砂場と遊具も。
砂場の砂は少し大きめだったのであまり汚れる心配もなさそう。
それにしてもおもちゃ置きすぎでしょう???
子どもたちが遊んでいる間にわたしは一人展望塔?へ、結構な高さです。
一番上から見た景色です。
あんなに巨大な龍が下にあるわけで・・・結構怖かったです。
帰りは夕刻、ちょうど台北からの巡礼者が到着の儀式を行っていました。
以上のスケジュールで約2時間滞在した代天府。
子どもたちはもう少し砂場などで遊びたがっていたので、代天府内各所の写真撮影や遊び込みで2時間以上は楽しめそうです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
台南市の中心部からは少し距離がありますが、とても楽しい観光スポットでした!
正直あまりにも広くて、2~3回行ってやっと全体を存分に楽しめそう、という感想です!