【日台バイリンガル教育】毎日読む中国語と日本語のインプット素材選びのちがいはこれ!!
自主的読書の習慣がついている長女。本当は毎日読み聞かせして欲しいのに予定に追われて習慣化サポートできてなくてごめんね・・・次女。
さて、今回はバイリンガル教育の中でも読書にフォーカスして、我が家のケースと子どもの日本語(母語)学習に携わっている母親であるわたしの考えをシェアしたいと思います。
ここではどんな本をインプット素材(教材)として選んだら良いかな?や、二カ国語両方をできるだけ均等に伸ばしてあげたいと計画する(素人のわたしの)考えについて、今バイリンガル教育、母語としての日本語習得に取り組んでいらっしゃる方の何かひらめきにつながれば、と思います。
それではどうぞ!
まず、わたし個人の考えで一番大きなポイントはこちら。
子どもの生活場所の言語を最優先母語として、もう一つの言語は第二母語として習得を目指す、です。
我が家の場合、台湾で生活しているし、台湾現地の学校に行っているのでバイリンガルを目標にしているとはいえ優先しているのは中国語!!そして日本語です。
そしてこのふたつの言語について、次のように読書素材を選んでいます。
中国語のインプット素材選びについて
中国語は、成語(日本語でいうことわざや慣用句)が使われている有名どころの物語や時事ニュース・問題がメイン。
読書習慣化のためにめちゃくちゃ大事なのは、2ページや1ページで読める短さ、です。
習慣化されれば、勝手に子どもは好きな本を何ページでも読むので、わたしが把握できる習慣化のためのインプット素材は長くても3分くらいで読めるものにしています。
最近読んでいるのは康軒文教事業という出版社の本。
内容は写真のように物語があって、理解度チェックの問題(お花部分)があって、下に成語や語彙などの意味とその例が書いてある、これを毎日読むようにしています。
とは言え、理解度チェックの問題はしておらず、完全に読みだけです。
このように、学校のこくごの教科書以外に毎日2ページを読む積み重ねは子どもの国語(中国語)の基礎固めに大切だな、と思っています。
さらに読み物の範囲を広げるためと時事問題に触れるために中国語の月刊雑誌を購読しています。
これまでに図書館で定期的に数種類の子ども月刊学習雑誌は借りて読むようにしていて、最近未來兒童(注音ありの低中学年向け)の購読を開始しました。
これに関しては好きなところを読んどき、というスタイルでどこを読んでいるのか把握していません。
日本語のインプット素材選びについて
続いて日本語は、どの時代でも変わらない日本語を学ぼう!という考えです。
今の時代のことは日本語から情報を得なくてええじゃないか、ということです。
だから家に揃えている本は次のような内容です。
- 誰もがまず最初に手に取るような定番の絵本
- 図鑑
- 学習漫画
- ことわざや慣用句
一時期毎月雑誌やこども新聞をとることも考えたのですが、日本語で最新の情報を得る(単語なども含め)よりもどの時代でも変わらない日本語の基礎があれば、将来初めて読み聞きする時事問題やニュースがあってもちゃんと理解でき、インプット&アウトプットできるんじゃないかな?と考えが落ち着きました。
(我が家の場合、今のところ日本に帰る予定がないので基礎固めがメインです)
そしてほぼ毎日1ページ、短文なら3~5個くらいの音読を習慣にしています。
更に今も時間がある時は、寝る前の読み聞かせはするようにしていて、日本語の物語などを読むようにしています(この記事をアップする前の日はゆきおんなとシンデレラを読みました)。
まとめ
以上、だらだら書きましたがこういうことです!笑
中国語>>>定番の物語、時事問題やニュースなど最新情報
日本語>>>定番の物語や義務教育の学習内容
中国語と日本語の基礎は、過去の偉人が残したものから。
最新の情報は、中国語を通して。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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